2013年10月20日

シャブリ Chablis:Antoine Chatelet

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 処分で販売していたんだと思うんだけど、250mlの2010年シャブリが3本で980円で売ってたんです。
 何これ?
 1本(750ml)買うより安いじゃん、、、。
 とりあえず即買いましたよ。
 
 シャブリというブランドで見ればたまにセールで980円とかで販売していることもありますが、飲みきりサイズでこの価格は見たことありませんでした。
 
 飲んでみました。
 
 色は薄めのイエロー、香りはりんごやバターの香りがします。
 味は酸味が若干強めの辛口です。
 余韻が短いのが愛嬌ですが、そこは3本980円、全然いけます。
 
 これは寝酒にちょうどいいなー、明日また買おうっと。
 まだあるかなー?

 先ほどこの味について若干強めって書いたんですが、昔のシャブリって今よりもずーっと酸味が強かったんですって。
 今のシャブリは酸味が強調されているのはほとんど聞いたことがありませんがね。
 これは地球温暖化も関係しているらしくて、シャブリの作られるフランスのシャブリ地区は昔はもっと冷涼でした。
 気候の変化で味も変化したんですね。
 
 シャブリはシャルドネ100%で作られるワインですが、シャルドネで酸味が強いワインってのもなかなか見かけません。
 みなさんがよくスーパーやコンビニ等で見かけるシャルドネのワインっていうと、チリの安ワインが多いんではないでしょうか?
 あれなんかも酸味が強いのは少なくないですか?
 南のワインは色も味わいも濃くなるんです。
 
 つまり、今の世界には酸味の強いシャルドネで作られたワインはあまりないんです。
 昔のシャブリがどんな味わいだったか気になるんですが、私らの産まれる前でしょうから残っていたとしても手に入らない価格でしょうし、味も変化しているでしょうね。
 
 現在辛口で酸味の少ない白ワインを飲みたければシャルドネを選べばいいんで、選択の基準にはなりますな。
 どこでも売ってますしね。
 ただ、チリやアメリカ、オーストラリア等のワインには品種が書いてあることが多いんですが、フランスのワインではテーブルワイン系を除き品種の記載はしてません。(アルザス地方の例外はありますが、書くと長くなるし、アルザスは面白い話があるんでまた今度。)
 けど、シャブリと書いてあればそれはシャルドネです。
 あとフランスの有名産地でいくと、モンラッシェ、コルトンンシャルルマーニュ、ムルソーなんかが書いてある白ワインはすべてシャルドネです。
 ただそのへんは高くて私もなかなか買えませんがね、、、。
 
 ワインは面白いんですが、覚えるのにハードルが高くてという方がいますが、そんなことありません。
 たしかにワインを人に教えようとか、ワインバーできどりたいとか、彼女の前でいいかっこしたいとかなれば話は違いますが、自分が趣味で楽しむ分にはなにも難しくありません。
 変な下心があるからワインは難しいんです。
 
 単純に家で飲む分にはワイン好きだったら好きな銘柄くらいありませんか?
 もっと言えば赤と白どっちが飲みたいがくらいでいいんです。
 そこから覚えることなんてそんなにありません。
 葡萄品種もカベルネソービニヨン、ピノノワール、シラー、シャルドネ、リースリング、、、など数種類の特徴を覚えればもう十分です。
 そこからワインが楽しくなっていきます。
 そして楽しくなれば少しずつ覚えてきますよ自然に。
 
 、、、これで終わろうと思ったんですが、ちょっと思い出したことがあるんで書きます。
 
 私はワインについて聞かれたときに、その人のレベルに合わせて話をします。
 そして中級くらいの知識の人がよく陥るのが、この国のこの作り手のこのワインがすごいとか、○○さんが手懸けたワインがすごいとか、細かーく見てしまうことです。
 確かにネットでアマゾンやら楽天やらで見るとこの作り手がすごい!みたいなことでよく宣伝しています。
 ただねー、そんな細かいことはソムリエだっていちいち覚えてまでんよ。
 大所は押さえていますがね。
 アンリ・ジャイエ、マルセル・ダイス、プリオラートの4人組等のぶどうの法律や回りに与えた影響の大きい人達は覚えておきたい所ですが、○○さんが作ったワインがすごいなんてのはいくらでもある話できりがないんです。
 それよりも各国の地域ごとの特徴を覚えたほうがはるかに勉強になりますし、ものごとを大局から見れますよ。
 木を見て森を見ずってやつですな。
 
 そんでワイン中級者が覚えるべきはフランスです。
 基本はフランスにあります。
 しかも基本でウンチクも語れます。
 例えばフランスのワイン法でAOCがあります。
 これはフランスワインの中で最上級に分類されるものですが、AOCの最小単位は村や畑であって個人やワインに与えられるものではありません。
 しかし中には例外も存在し”シャトー・グリエ”というフランスのコートデュローヌ地方にあるAOCは一つの生産者に与えられています。
ここではビオニエという葡萄100%で作られた白ワインのみが認定されている珍しいAOCです。
 
 こういうことが基本ながらも押さえておきたい本質なんです。
 わかります?
 
 AR Rahman 『Liquid Dance』

posted by 酔分補給 at 22:33| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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