2010年06月24日

映画館で号泣です。「クロッシング」

 ”どんなに涙が流れても、目をそむけないで見てほしい。”
 −黒柳 徹子 談ー
 
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 「クロッシング」という映画を知ってますか?
 この映画を観れる映画館が近くにあれば観て欲しい映画です。
 今日現在では全国で10軒あるのかな?
 しかも状況からして急に観られなく可能性も否定できない映画です。
 だってこの映画の宣伝文句を見れば納得です。
 ”大ヒット!!話題騒然!!全国拡大 命がけのロードショー!!”
 、、、上映するだけで命がけって、、、。

 これは北朝鮮の現状を描いたもので、ある家族を通して国家、脱北、強制収容所の様子がリアルに映し出されています。
 ノンフィクションではありませんが、実際の脱北者に話を聞き、30人余りの脱北者がスタッフとして参加するなど極めて現実に近い物語であります。
 
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 あらすじを簡単に説明します。
 北朝鮮のいなかに住む親と息子の三人家族。質素ではあるが、幸せに暮らしていた。ある日妻が肺結核で倒れるが、北朝鮮では薬は手に入らなかったため、脱北し中国で働き薬を手にして帰ろうと国境を越えた。そこから離れ離れになった家族が会いたくても会えない状況になっていく、、、。
 
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 あんまり書きすぎるとネタばれになるので控えます。
 でもねー、いい映画でした。
 ひさびさに映画館で泣きましたよ。
 
 生きるために命をかけて脱北する。
 しかし残された家族のためにはもう一度帰るか、家族を呼ばなければいけない。
 そこには国境ではなく家族への思いしかないのだ。
 好きで脱北してはいないのだ。
 生きるために脱北しているのだ。
 
 以前に脱北した日本人妻がまた北朝鮮に帰ったというニュースがありました。
 あのときは回りのフォローが足りないとか色々言われていたが、私もなぜあんな国にまた帰ったのかと理解に苦しみました。
 でもこの映画をみて少し考え方が変わりました。
 私の中で脱北者といえば、北朝鮮が嫌で逃げ出した人しかいないと思っていました。
 でもそうではない人もいるんだとこの映画で気づかされました。
 誤解しないでくださいよ。
 北朝鮮に暮らす人にとって、北朝鮮が好きだ嫌いだよりも大事なものがあるんだなということです。
 それは日本人も北朝鮮人もかわりなく持つ家族を思う気持ちです。
 
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 北朝鮮でも普通の人達はいるんですよね。
 あたりまえなんですが、あの国の異常さをニュースでしか聞いていないとそんなことすら忘れてしまいます。
 一人でも多くの人にこの映画を見て考えてほしいと思います。
 少し重いので軽い気持ちで見れませんがね。
 いや、でも本当にいい映画です。
 本当に泣けますよ。
 
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 よくこの映画を撮ってくれました。
 そしてよく上映してくれました。
 関係者のかたがたすべてに敬意を表します。
 
 John Lennon 『Grow Old With Me』

posted by 酔分補給 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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