2009年09月15日

会津磐梯山 米だけの酒:白河銘醸

komedakwqsa.JPG

 2009年9月中旬新発売です。
 原材料が米と米麹だけしか使っていないのに純米酒ではない、米だけの酒です。
 
 飲みませんでした。
 
 だって、偽物ですもん。
 詳しくは前回書いてるので重複しては言いませんがね。(参照:実りのしずく米だけの酒:木戸酒造http://nondemita.seesaa.net/article/111040835.html
 ”米だけ”ってずるい言い回しです。
 
 今回は別の視点で書きます。
 ラベルを見てください。
 ちょっと見ずらいかもしれませんが、”純米酒の規格に該当しません。”と表示してあります。
 親切ですねー、わざわざ『これは偽物です。』と書いているようなもんですよ。
 でも消費者は書いていても見ない、いや見えない、いや見えても気にしない人達のなんと多いことか、、、。
 
 これは表示義務なんで、純米酒ではない米だけの酒にはすべて表示されています。
 この表示を見て疑問に思わないんでしょうかね?
 疑問に思い、実態を知れば買う人は減るはずなんですが、、、売れているんですよね。
 
 安ければいいという実態がこういう酒を生み、消費者は踊らされて買います。
 そうして世界に通用しないまがい物の日本酒が造られるんです。
 予断ですが日本食に親しんでいる人の多いアメリカに輸出される日本酒はほぼ純米酒です。
 製造方法や原料にうるさい欧米にとって、米以外の副原料を使うともはやそれは日本酒ではないのです。
 さらに予断ですが、麦100%ではないビールは外国ではビールとして扱われず、日本で売上ナンバーワンのスーパードライは外国ではビールとして扱わない国が多いんです。
 
 この前とあるテレビで”安いステーキはクズ肉を結着剤で固めている”と、白い粉をまぶして肉をくっつけるシーンが流れたんです。
 それを見たあるコメンテーターは顔をしかめていましたが、あんたはソーセージを食べたことないのか?と言いたくなりました。
 市販のソーセージのほとんどに結着剤は使われていて、表示を見ればちゃんと書いてあるんです。
 ここでも見ていないんですかね?
 私はなるべく結着剤を使っていないソーセージを探して食べてますがね。
 
 その数日後、他の番組でのコメンテーターは結着剤を擁護する発言をしていたのを聴いてあきれました。
 まあ、スポンサーに逆らえないのがこの業界ですから。
 
 なんか話が飛びすぎて何書いてるのかわからなくなってきました。
 結局私が言いたいのは『小学生のころに猪木のマネをしすぎると、大人になったときにアゴが出て後悔するぞ!』ということです。
 
 THE BEATLESのリマスター盤がついにリリースされましたね。
 私も中学のころビートルズはよく聴いていました。
 その頃一番好きだった曲の中のひとつがこの曲です。
 ”とても疲れた”と歌いだす気だるい曲が好きだったなんて、若いくせに疲れていたんでしょうかね?
 もちろん今でも好きですよ。
 
 The Beatles 『I'm So Tired』

posted by 酔分補給 at 00:00| 東京 ☁| Comment(14) | TrackBack(0) | 清酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何で偽者なんですか?法律で決められている麹使用量が少ないだけで純米酒と同じ米、米麹、水だけで造られているお酒じゃないですか。すっきりしすぎかもしれないが晩酌には価格も安いし最高じゃないかと思います。
Posted by 日本酒大好き日本男児 at 2013年01月23日 23:24
> この表示を見て疑問に思わないんでしょうかね?
> 疑問に思い、実態を知れば買う人は減るはずなんですが、、、売れているんですよね。

疑問に思って調べているうちにここにたどり着きましたが、特段問題無いのでは?注意をひく大きさで書かれていますし、親切な表記だと思います。
食の安全的には問題ない様ですし、単純にグレードの問題ではないでしょうか?それも、手間やコスト、税制に縛られたグレードの様ですし。本物偽物と問題にするのは、三つ星レストラン以外はレストランじゃない、といった感じのナンセンスを感じます。
「米だけの酒」と言う表記については、合成でないことをわかりやすく表記していると思うので、これまで調べたところでは何ら問題を感じません。

逆に言えば、合成清酒やら醸造アルコールやらについては知識不足により、自分としては(今後調べようと思いますが)まだ安全性についての疑問が残っています。「米だけの酒」は、これを否定しているという意味で、寧ろ好ましい表記だと思っています。あとは旨いか否かの問題ですよね。

他の記事で

> そして日本酒を飲み始めの人がこんな酒から入ったら悲劇です。
> 日本酒はおいしくないという印象がつくでしょう。
> 日本酒メーカーの人達は最終的には自分たちの首を絞めることになるのが気づかないんですかね?

と書かれていますが、寧ろこの様な記事の方が酒造メーカーを潰していく要因になるのではないでしょうか?
安酒が無くなれば、或いは安酒は日本酒にあらずとなれば、日本酒は高いから買わないという食わず嫌いも出てくるかも知れませんよ?それこそ首が絞まる事態ではないでしょうか。それに、旨い上級酒を出している酒蔵も利益は(ネームバリューを活かした)安酒から得ているかも知れませんよね。もしそうだとすれば、高級酒を飲めるのは安酒があるおかげと言うことになります。

もちろん「こういう酒はまずい」と個人の感想を書くことを否定するつもりはありません。ただ、「偽物だ!」と断ずるのは、酒造メーカーさんを見下しすぎだと思うのです。焼酎なんかと張り合いつつ、税法とも格闘しつつ、売れる旨い酒を造ろうと日々頑張っていると思いますよ。潰れたら元も子もないですからね。

「この酒が旨い」という記事であれば、それを見て「飲んでみよう」という人も出てくるでしょう。日本酒の未来を案ずるならば、そういう方向で記事を書いた方が良いのではないでしょうか?
Posted by 私も日本酒好き at 2013年03月05日 21:53
飲んでます。
あと、中国大陸ではスーパードライはナンバーワンブランドだったような気が。
Posted by 俺も日本酒好き at 2013年04月17日 09:57
会津磐梯山 米だけの酒。

これはこれで楽しめるお酒ですし、企業努力の一つの結果としては十分に首肯できるものかと思います。
飲みもせずに云々することはいかがなものでしょう。

それと

>さらに予断ですが、麦100%ではないビールは外国ではビールとして扱われず、日本で売上ナンバーワンのスーパードライは外国ではビールとして扱わない国が多いんです。

これは見逃せない事実誤認ですね。
あなたは「外国では」とひとくくりにしていらっしゃいますが、海外の多くの国では日本と同じように麦芽とホップ以外の副原料や添加物を加えたビールが一般的です。

アメリカのバドワイザー。クアーズ。ミラー。
メキシコのコロナ。
中国の青島。燕京。
オーストラリアのVB。XXXX。フォスターズ。
ベトナムのバーバーバー。
シンガポールのタイガー。
インドネシアのビンタン。
さらに欧州のバスペールエール、カールスバーグなどなど。

それぞれ各国を代表するビールですが、これらの全てに米、コーン、糖類、香料、酸化防止剤などのいずれかが含まれています。
また、本場ベルギービールにはヴィットというスタイルのビールがありますが、これにはコリアンダーやオレンジピールなどのスパイスを用いているため日本の酒税法では発泡酒となるものさえあります。

ちなみに訪日・在日の外国人たちの間ではスーパードライは非常に人気がありますよ。
ビール扱いされないなんて見当違いもいいところです。
あなたがおっしゃっているのはドイツのビール純粋令など、ごくごく一部の話でしょう。

無知が悪いこととは言いませんが、何かを批判するのであればしっかりとした論拠に基づいていただかないと説得力を失うばかりか風評被害にもつながりかねません。
十二分に推敲していただけたらと思います。
Posted by   at 2013年07月03日 22:32
http://nondemita.seesaa.net/article/377413169.html
こちらでまとめて答えてます。
Posted by 酔分補給 at 2013年10月13日 17:11
本物でも偽物でも結局は美味しいかどうかなんですよね。で、私もこの酒を買って飲んでみたんですがこれは不味いです。いや、不味いというか、飲めないほどではないけども決して美味くはない、という感じですね。
白河銘醸は同じような値段で谷の越”辛口”という酒がありますが(こちらは醸造アルコールと糖類添加の清酒)、こちらの方が絶対に美味しいです。
米だけの酒は癖は無いんだけど、旨味も香りも無いという感じで、これなら焼酎飲んでる方が良いかなって気がします。二度と買わないお酒ですね。
Posted by       at 2013年12月27日 21:17
私は飲んでますよ。こればっかりじゃないが、毎日の晩酌には手ごろだし。飲み過ぎても翌日気分が悪くならないのも気に入っている。癖が無いのも好みだし。
ニセモノ呼ばわりは、子どもっぽい勇み足として、許しましょう。
値段の高い物は、酒でも、着物でも、家でも、大抵良いに決まっている。はずれも万に一つはあるかもしれないが。
しかし、それなりの物も、人を満足させることができる。満足を要求する度合いがその時その場合で違うのですよ。
若者のことなどを言われているようだが、私は学生時代から、安めの日本酒・ウイスキー・ワインを飲みだして、その後年収が上がるにつれて、極上の酒も極々上の酒も飲むようになった。安酒(もちろん限度はあるが)を飲んだら舌がだめになるとか、嫌いになるとは決して思わない。いい酒の味は良い物として、それなりの物はそれなりとして観賞できるので。
それぞれの物はそれぞれの物としてそれなりの利用の仕方があり、それが分かるのが大人であり、通であり、粋ですよ。着物だって、毎日、何十万の着物を、たくさん持ってるとしても、着て暮らしているわけじゃない。どんな着物でもその時その時で粋に着こなせればいいので。
適宜・適時・適所に適材。企業の人事担当をしていてこれを理解しましたね。有名大卒がどこでも良いとは限らない。人の味とはそんなもんじゃない? 酒の味もね。
Posted by シリウス at 2015年01月31日 13:53
名無しさんへ。

日本酒は人それぞれ好みがありますんでね。

シリウスさんへ。

2009年の記事なんで今とは状況は変化していますがいちおう返信します。
高い酒がいいなんて一言も書いていません。
安い酒でもいいものはあります。
議論にならないことをあれこれ書かれていますが、”値段の高い物は”以降後半部分は同じ意見です。
文章を誤読して高い酒がいいと思っているとでも考えたのでしょうか?
私はこの酒だけを標的にしているわけではありません。
米だけの酒という表記の酒すべてに対して疑問を呈しています。
これは国税が定めている清酒の製法品質表示基準でのことです。
私は酒を飲みはじめた人が最初に飲む酒がこれだったらはたして清酒を好きになるかということを考えています。
私は一番初めにのんだ清酒と思っていた酒は合成酒でした。
見た目は清酒なので勘違いしていたんでしょうね。
それからしばらくは清酒は嫌いになって飲みませんでしたね。
上にも書いていますが、まとめた答えは
http://nondemita.seesaa.net/article/377413169.html
で書いてますので気になれば読んでください。
Posted by 酔分補給 at 2015年02月01日 16:05
 あははは・・・

 「飲みませんでした。だって、偽物ですもん。」

 「安ければいいという実態がこういう酒を生み、消費者は踊らされて買います。
 そうして世界に通用しないまがい物の日本酒が造られるんです。」

飲みもしないで評論しているわけよね。
こういう思い込みによる極端表現をしておきながら、私に対して議論にならないことを云々・・とは片腹痛い。
議論なんかする気はないですよ、あなたなどと。
Posted by シリウス at 2015年02月17日 10:11
シリウスさんへ。

返信ありがとうございます。

えーと、あなたは企業の人事担当をしていたんですよね?
失礼ですが社内の人間(あなたより下の立場)とはコミニュケーションはとれてましたか?
私の文章をなぜそう受け取ります?

私は”議論にならないことをあれこれ書かれていますが、”値段の高い物は”以降後半部分は同じ意見です。”と返信しました。
わかってないようなので、わかりやすく書きます。
あなたと同じ意見だから議論にならないのです。
何もあなたの意見を否定してません。

そして飲みもしないで評論しているわけよね。というのも私の文章をきちんと読んでいない証拠です。
私は味どうこうよりも表示に対して疑問を呈しているのです。
だからあえて飲んでないのです。

誤解をされているようですので返信します。
Posted by 酔分補給 at 2015年02月18日 23:11
返答するのも面倒ですが・・・
もう拝見することはないと思うので・・・
あなたには予想はずれかもしれませんが、私は女性管理職としての功績と上司・部下からの評価を買われ、そのせいで私の後には女性管理職が増えましたの。
“米だけの酒”で検索するとあなたの記事に行きつきます。すると、“米だけの酒”についてのマイナス面が、真っ先に目につきます。例えば、

 「飲みませんでした。だって、偽物ですもん。」

 「安ければいいという実態がこういう酒を生み、消 費者は踊らされて買います。
 そうして世界に通用しないまがい物の日本酒が造ら れるんです。」

に行きつくという訳ですよ。
これが少し書きすぎたかな、ずいぶん前のことだったからあれは間違いだったのかな、と思われたのなら、素直に記事の削除なりの措置をされるべきです。
とりわけ「偽物」などは、責任も取れないのに言ってはならないのです。

ネットと言うのは、顔が見えませんから、どんどん勝手な情報が流され、本人は思っても見ないような膨張・拡散の仕方をするということをよくよくお考えになりますように。

これ以外の部分、つまり後付の言い訳には、議論の余地もないということです。
Posted by シリウス at 2015年04月21日 11:25
このお酒美味しいじゃん!と検索したらこのブログに行き着くので皆さんイラっとしてるんだと思いますよ
うまいかまずいかなんて主観なので個人の感想次第でありましょうがこんなもんは飲まん!なんて言われると好きなものを否定されたと感じる人もいるでしょう
Posted by 通りすがる人 at 2015年07月15日 02:47
米だけの酒全体に問題があることに論点ずらしてるみたいですが、お答えしますの中にも書いてある、どうしてこうじの割合が少ないだけなどとわかるのかと書いてますが、このblogの記載される2年ほど前の普通に検索すれば公開されている記事に書いてありますよ。
名指しで批判しておきながら他にも紛らわしい酒が多いから飲みもしない謝りもしない最後はおちゃらけて逃げるとか恥ずかしかったのかな?
Posted by 名指しで批判しておきながら at 2017年02月04日 19:24
偽物の酒で色々検索してたどりついたものです。
当方、ソムリエとして数十年働いていますがお客様に対する対応に苦慮することが未だに多々ございます。
何か美味しいワインないかと問われた際に、どのようなワインが好きかと尋ねると、たまに普段好きで飲まれているワインの銘柄を答えてくださる方がいるのですが、その銘柄によっては返答に困ってしまいます。
いわゆるまがいものの国産ワインを飲んでるときです。
ここで講釈するつもりはありませんので気になる方は調べてみてください。
たまたま本日検索で見たとあるソムリエ 試験講座でイギリスをやっていたんですが、BritishWineのことを”日本にもある”まがいものワイン”ですね”と評していて笑いました。
ソムリエ 試験講座で検索するとトップのほうに出てきますので気になる方は検索してください。
さて、本題の米だけの酒ですが、ブログ主の言う通りだと思います。
我々ソムリエはすべてのワインを飲んで判断しているわけではありませんし、世界中のワインをすべて飲むのは不可能です。
ある程度まではボトルで判断しています。
その見解で判断するとこの酒は飲むに値しませんね。
コメント欄がだいぶにぎやかですが、専門外の不勉強な方が多いかな?
とは言え酒税法や輸出入に関する法令は各国改定も多く難しいですから、ネットで調べても専門的なことはわからないかも知れないです。
一例ですが、こうじの割合が純米酒の基準を満たしていても米粉で酒を作ればそれは純米酒ではなく、米だけの酒になります。
つまり米だけの酒はこうじの割合だけの問題ではないのです。
我々としてはこういった分類に属する酒は飲まずに判断しています。
ただ、それを美味しいと思って飲んでいるんでしたら個人の自由ですし、ブログ主の記事も自由ですし、法と味は別問題なので議論する必要はないのでは?

Posted by ソムリエのひとりごと at 2017年08月15日 08:41
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